家づくりの進め方
『自分たちの家が欲しい!』
そう考えはじめたご家族へ、後悔しないための家づくり。
笑顔になれるアドバイスをいたします。
はじめに、家づくりをはじめようと思ったきっかけが、とても重要になってきます。出産や子供の成長を機会に『お家を建てたい』そのようなきっかけで家づくりをはじめる方が多くいらっしゃいます。
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でも、家づくりが終わり、実際に住みはじめると、住宅ローンの返済が厳しく、思うような生活を送ることができていないという話も耳にします。
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そこで、そのきっかけの中に必ず「後悔しない家づくりをする」と付け加えてみて下さい。たとえば、「子供が小学校に入学するので、後悔しない家づくりをする」という感じです。自分たちの理想の家づくりをしてくれる住宅会社を見つけなければならないので、モデルハウスや完成見学会などに行き、最新の家を観に行くことをおすすめします。
その時、注意したいのが、豪華なモデルハウスに惑わされないこと。私たちが住むのは、モデルハウスではなく一般住宅です。豪華なモデルハウスを観ることはイメージが膨らみよいことですが、家族が住む家を想像してみましょう。自分たちが建てたいと思っている大きさに近いモデルハウスや、完成見学会はとても参考になります。LDK、寝室、子供部屋の広さなどに焦点を置き、見学するとよいでしょう。あまりにもたくさんの住宅会社を観に行くと、どうしてよいか分からなくなるので注意してくださいね。
そして、もう一つモデルハウスや、完成見学会で観てほしいのが、その会社に対する考え方とスタッフの対応です。目先だけの家づくりの考えになっていないか、スタッフは笑顔で対応してくれているかどうか、その会社の方針を知ることはとても大切。
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よく聞くのは、契約後に営業マンと連絡がとれなくなった、引き渡しが終わったらメンテナンスに来てくれなくない!といったこともありがちです。
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その会社で後悔しない家づくりができるかどうかも、しっかり判断したいものです。よいと思う会社が2~3社に絞られてきたら、その会社の構造見学会に参加することもおすすめですよ。お家は"ヒトの手で造られる"のですから。
たくさんのモデルハウスや、見学会に参加したら、何が良いのか分からなくなってしまった。家づくりをはじめたいけど、いきなりモデルハウスに行くのもちょっと抵抗が。このようなお話もよく聞かれます。
確かに、たくさんの住宅会社を観に行くと様々な情報が入りますが、情報量が多いほど整理が難しくなります。ましてや、建築業界は専門用語が多いのでなおさら。そして、何も知らないまま住宅会社に行くと、しつこい売り込みにも心配になります。
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そこで、ポイントとなるのが家づくりの勉強をしてから臨むこと。人生で一番高い買い物なのに、ほとんどの方は勉強せず、住宅営業の言うがまま家づくりを進めているのが、現状です。後悔しないためにも、自らが進んで勉強し、自分たちの基準を持つことが、後悔しない家づくりのスタートなのです。
では、具体的にどのような勉強をすれば良いのでしょう。
できるだけ多くを勉強できれば理想ですが、そうなると建築士の免許を取らなければいけないので、できる限り的を絞って勉強することが効率的です。
自分たちが何を知りたいか一度見直して、住宅会社さんが開催しているセミナーや勉強会に参加することをおすすめします。
ウィッシュホームのセミナーでは、これらの内容を簡潔に分かりやすく説明しますので、ぜひ一度参加してみてください。
情報収集と言っても、住宅会社をまわって情報を集めるわけではありません。家づくりで後悔しないための情報はどこにあるのでしょうか。
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それは実際に家づくりを経験された方から、お話を聞くのが一番なのです。ご友人が最近お家を建てたと聞いたら、そのご友人に家づくりの体験談を聞くとよいでしょう。その会社さんの良い所、悪い所を正直に答えてくれますし、家づくりでどんなところに注意しなければならないか分かります。
例えば、もっとリビングを大きくすればよかった!家事動線を考えた間取りにすればよかった!実際にこの情報は、住宅会社と反対の視点でとらえられるので、とても参考になります。

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また、もう一つお勧めしたいのが、自分たちが良いと思っている住宅会社で実際に建てた方のお話を聞くこと。
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できれば、契約前にその住宅会社のOBの方にお話を聞かせてもらうことをお勧めします。その時には、あらかじめ聞きたい事などをメモしておくと、さらに良いでしょう。このような情報の中には、住宅営業マンが絶対に言わない役立つ情報もたくさんあるので、忘れてしまわないようにメモを残しておくことが大切。
住宅会社の資料を集めるよりも、OBの方や実際に建てられた方の情報が一番参考になります。パンフレットやカタログなどには、大抵いい事ばかり書かれています。反対に自分たちが直接聞いた情報は、絶対に忘れる事はありません。特にご友人の情報は知らずと覚えているものです。ご友人も決してあなたに後悔してほしくないと思っているので、必ずおさえておくべき情報を聞かせてくれると思います。家づくりを経験した先輩の情報をたくさん集めましょう。